コバルト4月号 「マリア様がみてる 不器用姫」

後味悪めのお話。


(´ー`)y-~~


幼稚園の頃、給食の時間に放送されていた寓話を思い出した。

とある町のとあるパン屋。
貧しい身なりの男は、毎日のようにパンの耳だけを買い求める。
来る日も来る日もパンの耳だけ求めるその男を見かねた店員は、
ある日、彼に渡すパンの耳にバターを塗ったのだった。
彼女(彼?)はいい事をした、と気分爽快。


が、その後、男は血相を変えてパン屋に怒鳴り込んできた。
「どうしてくれんだ!お前のせいで絵がメチャクチャだ!!」


彼は食べるためにパンの耳を買っていたわけではなく、消しゴム代わりに
パンの耳を買っていたのでした。

というお話。これ、子供心に結構衝撃的な話だったなぁ(w
お節介焼きはウザイと紙一重ってことだよねぇ。


マリみてらしく、前向きさを感じさせる締め方ではあったけども、
チョコレートコートのような、ちょっと鬱な感じ。