最近買ったやつ
- 水の色 銀の月 1･2巻
恋風のラストで賛否両論を巻き起こし、2chでは総スカンを食らっていた吉田基已デビュー作、
"水と銀"に新作を追加したもの。
1巻が既刊の水と銀で、2巻が新作か。実際には1巻掲載作と2巻掲載作の期間で恋風を
連載していたため、1巻と2巻で絵が如実に異なる。
母親に疎まれた過去がトラウマの女子高生・星と、マイペースな博愛主義の美大生・森の
恋愛を主軸に、彼らを取り巻く人々の関係が描かれる。ｾｸﾛｽ描写多数。
登場人物は青木、叶、佐和など、概して不器用な人間が多いように思う。
トーンを使わず、ペンタッチのみで描かれた画面の暖かさと、派手さはないが、人間臭さ溢れる
エピソードの組み合わせ、これがこの作品の魅力。
- ユグドラシルの果実 1巻
絵買い。
絵買いすると大抵内容にはガックシするものだが、これもその例に漏れず・・。
主人公はMMORPG(ユグドラシル)のプレーヤーにして、実はその開発者(ｽｰﾊﾟｰﾊｶｰ)の一人であり、
友達以上恋人未満な幼馴染とユグドラシルで落ち合うのが日課。ある日、ユグドラシルで落ち合って
モニョモニョしているときに異常事態が発生するも、伝説のプレーヤー(アバター?)が現れて
そのピンチを救われる。そこに謎の美少女が現れて・・・
もうお腹いっぱい。
MMORPGの世界と現実の世界が並行して描かれるため、登場人物の関係を把握するのに混乱した。
絵は◎だがストーリーは△。今後の展開次第か。
