値段相応のサービス

寮に帰るとポストに小包が突っ込まれていた。
understanding linux network internalsだった。
これはamazonではなく、マーケットプレイスで安い店に発注した品。


待たされること3週間、挙句、届いた商品には折れ目入り。
梱包もボール紙で包んだだけ。海外発注品でこれはねーだろヽ(`Д´)ノ
# 無論ゴルァした


1000円高くてもamazonから直接買うべきだと思った。


で、肝心の内容。
さわりの部分を読んだだけだが、ちょっと予想と違っていた点が、L3以下の実装の解説が
中心ということ。つまり、ARP、IP、ルーティング(IPに含まれるかな)、NICドライバなどが
中心で、TCP/UDPの解説がない。著者によれば、TCP/UDPをまともに解説するとなると、
このクラスの本がもう一冊出来上がるとのことなので、LinuxにおけるTCPの実装はソースを
当たるしかない。詳解TCP/IP vol.2の実装編が役に立つかも?
(といってもあれはBSDの実装。第一持ってないヽ(`Д´)ノ)


あとは、この手の包括的な解説では省かれがちな、新しめの話題(IPv6IPsecマルチキャスト
Netfilter、QoS、VLAN・Bonding etc...)についても解説はない。まぁこの辺はそれぞれの
専門書を当たった上でソースを見るのが正攻法だろう。


読むに当たってはlinuxのソースが必須(2.6のどれか)。
おっし。何日で挫折するかな orz